自己破産(個人破産)

免責とは

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用語解説の記事です。

今回は、自己破産最大の関心事である免責について、

ご説明します。

免責とはなにか

「免責」とは、言葉の意味としては、責任を免れることをいいます。

自己破産において、免責といった場合には、

「破産者が、残債務につき、支払いの責任を免除されること」

をいいます。

免責許可を受けるには申立てが必要

免責されるためには、裁判官による免責許可を受ける必要がありますので、

破産手続の開始を申立てる際には、免責許可についても、

その決定を求める申立てをする必要があります。

免責許可について、別途の申立ては不要

ただ、破産法248条4項に、自己破産の申立てをした場合には、

免責許可についても申立てをしたものとみなすという規定がありますので、

特に免責許可の申立てを意識する必要はありません。

破産手続の申立書にも、「免責許可決定を求める」旨が、

始めから記載されていますので、記載漏れという心配もありません。

免責不許可事由がなければ、免責許可は必ず受けられる

免責許可は、破産法の定める免責不許可事由がなければ、必ず受けることができます。

免責不許可事由については、破産法252条1項に列挙されています。

免責不許可事由には、1号から11号まで、計11項目が定められているのですが、

その条文を紹介すると記事が読みづらくなるので、各号の概略を紹介していきます。

免責不許可事由に該当する行為の代表例

以下に、各号に該当する代表的な行為を挙げていきます。

相当大雑把な紹介になりますが、見やすさ重視ということで、

ご了解願います。

各号の詳しい解説については、

各号ごとに1記事以上提供させていただくようにします。

1号 財産隠し

2号 換金行為(クレジットカード枠の換金)

3号 特定の債務者のみに対する弁済・担保の提供

4号 浪費・ギャンブル・投機

5号 詐術による借り入れ(生年月日を偽るなど)

6号 手元の帳簿に虚偽の記載をしたり、隠したりすること

7号 内容虚偽の債権者一覧表を提出すること

8号 裁判所に虚偽の説明をしたり、説明を拒否すること

9号 破産管財人の職務を妨害すること

10号 前回の免責から7年以内であること

11号 免責調査への協力拒否や免責審尋期日の無断欠席

免責不許可事由があっても裁量免責が受けられる場合がある

免責不許可事由がある場合であっても、裁判官の裁量によって、

免責許可が受けられる場合があります(裁量免責)。

裁量免責は、破産管財人による免責調査の結果を踏まえて判断されます。

裁量免責にあたっては、

  • 免責不許可事由に複数該当しているか
  • 行為の悪質さ
  • 金額の多寡
  • 破産原因に与えた影響
  • 当時の生活状況や生活態度
  • 反省の程度
  • 破産管財の免責調査への協力具合

などが考慮されます。

免責が許可されても全ての債務が免除されるわけではない

免責が許可されても、すべての債務が免除されるわけではありません。

以下のものは、免責されない債権(非免責債権)の代表例です。

非免責債権の例

  • 租税債権
  • 不法行為の中で特に悪質な行為に対する損害賠償請求権
  • 罰金
  • 養育費債権
  • わざと債権者一覧表から除外した債権

免責となると、破産者は復権する

免責許可決定が確定すると、免責はその効力を生じます。

破産者は免責により復権することになり、

各種の欠格事由(「破産者であって、復権を得ない者」に、

該当しなくなります。

この段階に至れば、破産者名簿に記載されていた場合には、

そこから抹消されます。

以上、かなり大雑把ですが、自己破産における

「免責」について解説させていただきました。

免責に関しては、需要が高いと思いますので、

随時専門記事を追加していきます。

免責に関する記事のタイトルには、

「免責」の文字を入れておくようにしますので、

それを目安に記事をお探しいただければと思います。

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